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915 テクノロジー:高慣性モーメントデザイン

タイトリストの915シリーズの新しいテクノロジーと特長について紹介していますが、今回は、許容性と安定性を最大限に発揮する<高慣性モーメントデザイン>について見ていきましょう。

タイトリスト915フェアウェイメタルと915ユーティリティメタルは、低重心、高慣性モーメント設計で、許容性を備えつつ、安定性とボールスピードを高めます。

タイトリストのゴルフクラブ研究開発副社長、ダン・ストーンは、こう語ります。

「アクティブ リコイル チャンネル?や極薄フェースといった新しいテクノロジーが搭載されても、それぞれの効果が打ち消されるようなことがあっては意味がありません。タイトリストでは高い慣性モーメントを実現することで、パフォーマンスの低下を防いでいます。高慣性モーメントはショットの精度だけでなく、安定した飛距離アップを実現します。特にオフセンターヒット時の初速の維持につながります。つまりフェース全体でボールスピードを高めているのです。

重心は、低重心かつこのヘッドにおいて最適な位置への配置に専念しました。フェアウェイメタルやユーティリティメタルはロフト角が大きいため、重心が後方すぎると、スピン量が大幅に増えて全体的なパフォーマンスに影響を及ぼしてしまいます。かといって、重心をかなり低めの前方に設置するようなことはしませんでした。それでは許容性を失うことになるからです。要はバランスが大事なのです。」

タイトリストの技術スタッフは、慣性モーメントを維持するために、重量をバランスよく配置できるよう各メタルに何度も改良を重ねました。極薄クラウンは915ドライバーよりもわずか0.05mm厚い0.55mmという薄さで、トップライン(フェアウェイメタルのみ)とフランジ部の厚みを減らしました。さらに、アクティブ リコイル チャンネル?を設けることで、低重心化にも効果的なうえ、各モデルのソール中央部の低い位置にシュアフィット ツアーシステムのウエイトをセッティングするようになっています。こうしたすべての相乗効果で、一歩も譲らない飛びと操作性を実現するメタルが生まれたのです。

タイトリスト 915 ドライバー