そのサポート力がスコアリングの決め手! ツアープレーヤーがGTユーティリティメタルを選ぶ理由

■グリーンに止めるためのイメージ通りの弾道を実現
PGAツアー、国内男子ツアーで常にNo. 1使用率を獲得しているタイトリストのユーティリティメタル。今回はツアープレーヤーがなぜタイトリストのユーティリティメタルに絶大な信頼を寄せているのかをツアー担当の真野義英が解説します。
「まず、ユーティリティメタルの役割はロングアイアンの代用と考えているプレーヤーが多いということが大前提です。単に飛距離性能がいいだけでは信頼はされません。イメージした距離が確実に出て、しかもグリーンにボールをしっかりと止めることができることが選ばれる条件になるのです」(真野)
現在、ツアープレーヤーの使用者が最も多いGTユーティリティメタルはボールスピードとバックスピンのバランスがよく、これまでロングアイアンやユーティリティアイアンを使用していたプレーヤーからのスイッチも多いと真野は言います。
「やはりアイアン形状よりもオフセンターヒットに強いのがユーティリティメタルのメリットだと思います。実際のラウンドでは200ヤード以上の距離を傾斜地やラフから打たなくてはならないケースが多く、いいスイングをしてもフェースセンターでボールを打てるとは限らない。厳しいライ・コンディションで使用することが多いからこそ、広い打点エリアで一貫したディスタンスパフォーマンスを発揮するユーティリティが人気となるのです」(真野)
■女子ツアーでも人気急上昇中
モデル別の使用率を見てみると国内男子ツアーでは「GT2ユーティリティメタル」を選択するプレーヤーが多くなっていますが、これには日本のゴルフ環境が大きく影響していると真野はみています。
「日本のゴルフコースは芝質の関係でフェアウェイでもティアップしたようにボールが浮いているため、インパクトエリアでヘッドをレベルに入れてくるプレーヤーが多いのです。打点的にはフェースセンターから下目に当たることが多く、ユーティリティメタルやフェアウェイメタルではより低重心のモデル(GT2、GT1)が選ばれる傾向があります。ボールが沈みやすいPGAツアーではヘッドを鋭角的に入れてくるために打点は上目に集まりがちになるので、GT3が選択される割合も多くなります」(真野)
今シーズン、国内女子ツアーでもGTユーティリティメタルの使用率が上がっていますが、その理由にもGTユーティリティ特有のボールの捉えやすさがあると真野は言います。
「女子ツアーではフェアウェイメタルとミドルアイアンの間を埋めるギャッピングクラブとして、よりユーティリティメタルの重要性が高くなっています。GTユーティリティはオフセンターヒット時の距離の変化が少なく、イメージ通りの弾道結果が得られやすい。ボールを上げに行かなくてもしっかり高さが出るため、スイングの安定にもいい影響があるのです」(真野)
■ツアープレーヤーもGTユーティリティメタルの高い許容性を信頼
GTユーティリティメタルは、独自のソールデザインによってインパクトエリアでのヘッドの進行をサポートし、常に一定のインパクトに導きます。
「ウェッジでもソールのグラインドによってヘッドの潜り過ぎを防ぎ、最適なインパクトに導きますが、ユーティリティメタルのソールも同じ役割を果たしています。ロングアイアンやユーティリティアイアンと同様にユーティリティメタルも数多く選ばれる理由は、独自ソールが提供するサポート力にもあるのです」(真野)
ツアーで人気のクラブと聞くとアマチュアには難しいのではないか?というイメージが湧いてくるかもしれませんが、それは少し前の話かもしれません。今はツアープレーヤーほどゴルフクラブに高い許容性とアシストを求めています。その気持ちはコースセッティングがタフになればなるほど、プレーヤー全体のレベルが上がれば上がるほど強くなると言われています。なぜなら、たった1打で順位が大きく変わってしまうからです。
「ニューモデルにスイッチしてもらうのが一番難しいのがユーティリティクラブかもしれません。それだけシビアな場面で握るクラブであり、道具のサポートを必要とするクラブだからです」(真野)
ツアーでは最新のGTユーティリティだけでなく、皆さんも高い許容性と一貫性を備えラウンド中に大きな支えとなってくれる最適なタイトリスト ユーティリティをぜひ見つけてみてください。アイアン&ユーティリティのフィッティングプログラムで、フィッティングスペシャリストが最適セッティングをサポートいたします。