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契約フリー選手が長い時間をかけて、勝つために選んだGTドライバー

2025年国内男子ツアーもいよいよ後半戦に突入します。今回のコラムではタイトリスト ドライバー、とくにGTドライバーに焦点を当ててシーズン前半の振り返りをしてみたいと思います。

■使用率No.1は契約フリー選手からの信頼の証明

まず、国内男子ツアーでは7月末までに開催されたすべてのトーナメントにおいて、タイトリストが使用率No. 1ドライバーブランドに輝いています。日本のゴルフファンの間ではタイトリストドライバーが不動のツアーNo. 1の地位を確立していることは意外かもしれませんが、TS、TSR、TSi、TSR、そして最新のGTシリーズと積み重ねてきた一貫したドライバーパフォーマンスへの信頼が、現在ツアーでの大きな支持となって表れているのです。常にプレーヤーの傍らでサポートを続けているツアー担当の責任者 真野義英は、タイトリストドライバーが使用率No. 1を獲得している理由について次のように話しています。

「まず、使用契約を結んでいないプレーヤーからの支持を得ることができなければ、決してツアーNo. 1ドライバーのポジションには到達できないということをお話ししておかなければなりません。つまり、タイトリストドライバーの躍進の原動力となっているのは、契約上の使用義務を負わないプレーヤーたちなのです。最近のツアーではどのゴルフメーカーとも契約関係のない“フリーエージェント”のプレーヤーが増えています。契約金などの附帯条件がないぶん、彼らのドライバー選びの基準はシンプルです。より遠くに、より狙ったポジションに、あらゆる環境下にあっても一貫したパフォーマンスを発揮し続けてくれる。その確信がなければ決してキャディバッグに加えてはくれない。使う理由、義理がないのです」(真野)

ツアー担当の責任者 真野義英(左)と米澤蓮プロ(右)

タイトリスト GTドライバーは昨年のツアー投入からちょうど1年が経過しましたが、2シーズン目にも関わらず使用率は向上。試合を重ねる毎に1人、また1人と着実に使用者が増えている経過になっています。

■ツアー投入2年目でもプレーヤーの信頼はさらに拡大

「弾道パフォーマンスがスコアに直結するわけですから、ツアープレーヤーはクラブ選びにとても慎重になっています。新製品だからといって、すぐに飛びつくわけではないのです。GTドライバーは昨年ツアーに投入され、まずブランドアンバサダーたちがテストを開始、試合で使うようになりました。“フリーエージェント”のプレーヤーは、ブランドアンバサダーとプレーする中で、彼らの飛距離や安定性が高まっていることに気づきます。試合の中でNEWドライバーのポテンシャルを知ることになるのです。そして、その時点で自分にもテストさせて欲しいと相談に来てくれるプレーヤーが何人も現れます。そうなると次からはブランドアンバサダー+フリーエージェントプレーヤーたちが、GTのパフォーマンスを試合中に結果で証明してくれる牽引者となってくれるのです。何度も言いますがツアープレーヤーの多くは、ゴルフクラブを変えることに本当に慎重です。周りの評判だけでなく、実際に自分の目で見た事実が積み重なることでようやく関心を持ってくれるのです」(真野)

一般のゴルフ市場では新製品が発売された時が最も使用者が増えるタイミングになりますが、ツアーではもう少し緩やかに、じわじわと信頼の波が広がっていくようです。1年近い様子見期間を経て「やっぱりコレしかないか!」とGTドライバーのテストを開始するプレーヤーもたくさんいるのです。それがツアー投入2シーズン目にも関わらずGTドライバーが使用者を伸ばし続けている理由なのです。

■国内女子ツアーでも多くの契約フリー選手が使用

「国内女子ツアーでもまったく同じ現象が起きていて、タイトリスト ドライバーの使用者数は増加しています。女子ツアーは男子以上にブランドアンバサダーも少なく、“フリーエージェント”の立場でGTドライバーを選んでいただいているケースがほとんどになります。PGAツアーだけでなく、国内男子でも女子でも、日本アマでも。あらゆる真剣勝負の場においてGTシリーズが最も多くの信頼を獲得しているドライバーであることを、もっと多くのゴルファーに知ってもらいたいですね」(真野)

最後に、国内男子ツアーにおけるタイトリストドライバーの使用状況をご紹介してみましょう。

  • 対象トーナメント/「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」
  • 出場選手数/156名
  • タイトリストドライバー使用者数/55名(使用率35%/2位メーカー22%)
  • タイトリストドライバー使用者割合/ブランドアンバサダー12名、ドライバー契約選手2名、契約フリー選手41名
  • モデル別使用者数/GT2:20名、GT3:19名、TSR3:6名、GT1:4名、GT4:3名

「契約選手が使っただけではツアーNo. 1ドライバーにはならない」という真野の説明通りの結果がそこにあります。契約の有無に関係なく、勝つために必要なドライバーはどれか?という判断の基準の中で、タイトリストGTがどのドライバーよりも選ばれている事実。そして、国内男子ツアー9戦中4勝という高い勝利への貢献が、GTドライバーの卓越したパフォーマンスとツアープレーヤーの選択眼の正しさを証明しています。