日本のゴルフ環境で信頼のパフォーマンスを発揮! 高弾道で飛距離を伸ばすGT1 3TOURフェアウェイメタル

新たなフェアウェイメタルの選択肢として「GT1 3TOURフェアウェイメタル」が加わりました。これはTOURの名がつく通り、ツアープレーヤーのニーズから生まれた新たなフェアウェイメタルです。その開発背景についてタイトリスト 国内ツアー担当の真野義英が説明します。
「とにかくもっと安定して遠くに飛ばせる3Wが欲しい!というのが、多くのツアープレーヤーのニーズであり、GT1 3TOURフェアウェイメタルが生まれた背景になると思います。3Wはフェアウェイ上から使うクラブとしては最もシャフトが長く、その割にヘッドが小さく、ロフトも少ないクラブ。つまり、プロにとっても理想的なショットを打ちにくい難しい番手であるのです。そうした背景から、許容性が高く重心が深めでボールが上がりやすいGT1フェアウェイメタルに注目が集まったのです」(真野)
GTフェアウェイメタルの中でも投影面積が大きく、シャローフェースのGT1フェアウェイメタルは、GT2、GT3に比べて高弾道が得られやすい基本設計になっています。「GT1 3TOURフェアウェイメタル」はこの基本設計にシームレス サーモフォームクラウンを加えることで、さらなる低重心化を達成。ツアープレーヤーが望む強い弾道を生み出すための「ツアーロフト」を採用することで、スピン量を抑えながら、高く、遠くへボールを運ぶことに成功しています。
「ヘッドの特性で高弾道になりやすいぶん、14.5°というツアーロフトを採用することでさらなる初速アップとバックスピンの適正化を実現しています。このモデルはソールの前後にSureFitウェイトが搭載されていますので、ヘッド前後のウェイト配分を変えることでさらに精密に打ち出し角やスピン量を調整することが可能。ツアーサポートとしても幅広いプレーヤーに提案しやすい3Wに仕上がっていると感じています」(真野)
■ボールが浮きやすい日本のライ・コンディションにぴったり

「GT1 3TOURフェアウェイメタル」が国内ツアーで注目される背景には、日本ツアー特有のスイング的な特徴がある、と真野はみています。
「フェアウェイウッドの打ち方を見ていると、欧米に比べて日本ツアーのプレーヤーはヘッドの入射角度が浅い(シャロー)タイプが多いように思います。これはロンチモニターの解析からも明らかです。体格やパワーの違いという面もあるかもしれませんが、私はフェアウェイにあるボールの状態からこの違いが生まれていると考えています。コーライや野芝など茎が強い日本のゴルフコースでは、フェアウェイ上でもボールがティアップされたように地面から少し浮いています。一方、洋芝主体の欧米のコースではフェアウェイでもボールが浮いておらず、ボールの手前にヘッドを入れる隙間がありません。だから自然にヘッドの入射は鋭角になり、打点も高め(センター付近)になるのです。日本のボールが浮いたライ・コンディションでは、逆に入射を浅くしてレベルに打っていくため、打点もフェースの下目に集まりやすくなるのです」(真野)
「GT1 3TOURフェアウェイメタル」が国内ツアーで高評価を受ける背景には、下目の打点に対してヘッドの重心が近くなる、GT1特有の低重心設計が合っているというわけです。
「打点と重心が近づくことでさらに安定したボール初速と適正スピンを手に入れることができます。GT1 3TOURフェアウェイメタルは国内女子ツアーでもテストを開始しており、評価も上々です。女子ツアーのプレーヤーは男子よりもさらに入射角度がシャローで、シャフトの長い3Wではアッパー気味になってくるケースも多く、打点はやはりフェース下になりやすい。こうなるとスピンも増えてしまいがちで、これが左右の曲がりや飛距離ロスに繋がることもあるのです」(真野)
「GT1 3TOURフェアウェイメタル」のツアーロフトでは、ボールが上がりにくいのでは? という不安を抱かれる方も多いかもしれませんが、この点についても「まったく問題ない」と真野は太鼓判を押します。
「そもそもGT1の基本設計そのものが、打ち出し角が上がりやすい深重心設計であること。次にボールの浮きやすいライ・コンディションに合わせてプレーヤーもインパクトロフトが立ちすぎないスイング(シャロー)になっていること。14.5°はストロングということではなく、適正なインパクトを提供するためのロフト設定だと考えていただければいいと思います」(真野)
タイトリストではフィッティングスペシャリストによる、ドライバー&フェアウェイ フィッティングを随時開催しています。「GT1 3TOURフェアウェイメタル」を含む、幅広い選択肢の中からスコアアップに直結するあなただけのフェアウェイメタルのコンビネーションをご提案いたします。