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NEW プロV1の卓越したトータルパフォーマンス。プロデビュー戦での初勝利にタイトリストが大きく貢献!

タイトリスト ブランドアンバサダーのロティ・ウォードがプロデビュー戦となった「ISPS Handa スコットランド女子オープン」において、いきなり後続に3打差をつける圧勝でツアー初優勝を飾っています。21歳のウォードは、NEW プロV1、TSR3ドライバー、GT2フェアウェイメタルT150アイアン、ボーケイ・デザイン SM10ウェッジを駆使して、67-65-67-68の好スコアを揃え通算21アンダーで圧勝しています。

アマチュア世界ランキング1位として記憶に残る快進撃を続けてきたウォードは、欧州女子ツアーの「KMPG女子アイルランドオープン」で6打差をつけてアマチュア優勝。その後「アムンディ・エビアン選手権」ではプレーオフ進出まであと1打(3位タイ)という好成績を収め、今シーズンから新設されたLEAP(LPGAエリートアマチュアパスウェイ)プログラムを通じて正式にLPGAカードを獲得しました。そして、プロとして出場したわずか4ラウンドでLPGAチャンピオンとして大きな躍進を遂げたのです。彼女は今大会でパー3を除いた56ホール中41ホールでフェアウェイをキープ(73%)、72ホール中61ホールでパーオン(85%)を達成しました。

What’s in the bag? | Lottie Woad

  • Ball:NEW プロV1
  • Driver:TSR3(9.0°)| Fujikura Ventus TR Red 6 S
  • Fairway metal:GT2(15.0°)| Mitsubishi Diamana BB 63 S
  • Utility metals:TSR2(18.0°、21.0°)| HZRDUS Smoke Black RDX 80HY 5.5
  • Irons:NEW T150(#5)| KBS Tour 120 S、T150(#6-P)| KBS Tour 120 S
  • Wedges:ボーケイ・デザイン SM10(50.08F、54.10S、WedgeWorks 58.06K)| Nippon N.S. Pro 950GH S

■ウォードがNEW プロV1を選ぶ理由

ウォードの快進撃には、今年の1月にスイッチしたNEW プロV1の卓越したパフォーマンスが大きな影響を与えています。

「私はそれまで2023年モデルのプロV1を使っていましたが、今年の1月に2025年モデルのプロV1をフィッティングテストして、すぐに使い始めました。自分の好みの飛び方で、ボールスピードとアプローチスピンが向上したので、とてもスムーズにスイッチできたと思います。とくに、アゲインストの中でもボールをうまくコントロールし飛距離も出せるようになったことを実感しています。NEW プロV1はまさに自分が求めている通りの性能を発揮してくれるゴルフボールです」(ウォード)

■ウォードをツアー初優勝に導いたSM10ウェッジセット

ウォードは、50.08F、54.10S、そしてWedgeWorks 58.06Kという3本のボーケイ・デザイン SM10ウェッジをバッグに収め、自身初のLPGAタイトルを獲得しました。

ウォードのウェッジセッティングは、多くのアプローチ巧者が採用する理にかなったコンビネーションであるとボーケイウェッジのLPGAツアー担当シェーン・ダイエルは語ります。

「ウォードの50°のウェッジは、フルショットと距離が長めのチップショットで使用されることからバウンス8度のFグラインドを選択。これによって飛距離(フルショット)とグリーンサイドでのコントロール性を両立させています。54°のサンドウェッジはSグラインドを選択し、バンカーだけでなくグリーン周りやフルショットなど幅広い範囲で高い一貫性を発揮しています。最後に58°のロブウェッジですが、これはローバウンスを選択しスピンとコントロール性を最大化。グリーン周りで低くスピンのかかったショットを打つだけでなく、より高くソフトなロブショットを自在に操ることを可能にしています」(ダイエル)

ローバウンスKグラインドは、今最もツアーで支持されるロブウェッジの一つであり、2025年「全米プロゴルフ選手権」、「全英オープン」で優勝を果たした男子世界ランキング1位の選手もその使用者に含まれています。彼はSM10 60.06Kロブウェッジを愛用しています。

■プロデビュー直前に追加したNEW T150アイアン(#5)

ウォードはプロデビュー戦にあたり、アイアンのセットアップを微調整しています。5番アイアンの飛距離アップを目指しニューモデルのT150を選択。打ち出し角度とスピン量が適正化され、飛距離アップだけでなくグリーンへの落下角がより鋭角になったため、よりグリーンに止まりやすくなったと言います。

ロングアイアンの打ち出し角向上は、NEW T-SERIESアイアンの開発における主要な設計目標の一つであり、NEW T150アイアンは7番アイアンから上の番手で進化したマッスルチャンネルを採用することで、低重心化を徹底しボールスピードと打ち出し角を向上させることに成功しています。また、新開発の部分肉厚フェース設計によってフェース全体のボールスピードと打ち出し角も向上させています。

GT3ドライバーの脅威の飛距離と安定性がチャンピオンのツアー2勝目に大きく貢献!

PGAツアー「3Mオープン」において、タイトリスト GT3ドライバーGT1フェアウェイメタルボーケイ・デザイン SM10ウェッジ、スコッティ・キャメロン STUDIO STYLE NEWPORT 2 ツアープロトタイプが、チャンピオンの堅実なプレーを支えPGAツアー2勝目に大きな貢献を果たしました。

チャンピオンは今大会においてティショットで1.710ストローク(23位)、グリーン周りで1.849ストローク(11位)、パッティングで0.781ストローク(37位)のStrokes Gainedを獲得。スコッティ・キャメロンパターの一貫性を味方につけて平均パット数(1.62)でも7位にランクインしました。

What’s in the bag? | 3M Open Champion

  • Driver:GT3(11.0°) | Graphite Design Tour AD VF-7 TX
  • Fairway metals:GT1 3Tour(14.5°) | Graphite Design Tour AD DI-7 X、 GT1(21.0°)| Graphite Design Tour AD DI-9 X
  • Wedges:ボーケイ・デザイン SM10(52.12F、56.14F、WedgeWorks 60K* )| Dynamic Gold Tour Issue X100 (52), S400 (56-60)
  • Putter:スコッティ・キャメロン Studio Style Newport 2 tour prototype

■チャンピオンがGT3ドライバーを選ぶ理由

「3Mオープン」のチャンピオンは、ここ数シーズン競合他社のドライバーを使用していましたが、2024シーズン終了後にタイトリスト・パフォーマンス・インスティテュート(カリフォルニア州)を訪れ、GT3(11.0°)ドライバーにスイッチしています。2025年シーズン開幕に合わせハワイに到着した際には、この新しいドライバーに加え、GT2フェアウェイメタル2本、ボーケイ・デザイン SM10ウェッジ3本、そしてスコッティ・キャメロンのパターをセッティングしシーズンに突入。それ以降、同じドライバーでツアーに出場しています。

彼は「バックスピンが安定したことによってショットのコントロール性が向上した」と GT3ドライバーのパフォーマンスに熱い信頼を寄せていますが、PGAツアーのSG:ティー・トゥ・グリーンで12位(+0.519)、ドライビングディスタンスで7位という実績がその信頼の証しとなっています。

今週は、コーンフェリーツアー「NV5インビテーショナル」(ジョニー・キーファー/GT2)、PGAツアー・アメリカズ「オタワオープン」(GT2)、「全米ジュニアアマチュア」(GT2)、「パシフィックコーストアマチュア」(GT3)でもGTドライバーが勝利に貢献。LPGAツアーでは、ロティ・ウォードがTSR3ドライバーで優勝、シニアツアーでもタイトリスト ドライバーが優勝に貢献しています。

■いよいよ一般発売開始!GT1 3TOURメタルが優勝に貢献!

シーズン開幕当初はGT2フェアウェイメタルを使用していた「3Mオープン」のチャンピオンですが、シーズン途中でGT1 3TOUR(14.5°)フェアウェイメタルとGT1(21.0°)フェアウェイメタルにスイッチしています。

GTメタルに新たに加わったGT1 3TOURは、GT1のシャローなプロファイルを受け継ぎ、高い打ち出し角と安定性を実現しています。ロフト14.5°と従来のGT1フェアウェイメタルよりもストロングロフトとなっており、ポリマークラウンを採用することで低重心化を徹底し低スピン化を実現しています。

タイトリストのツアープロモーション担当シニアディレクターのJ.J. ヴァンヴェゼンビークは、GT1 3TOURの誕生について次のように述べています。

「ツアーからのフィードバックは非常に貴重なので、すべての製品のテストにツアープレーヤーに参加してもらっています。たとえツアーとは異なるプレーヤー向けに設計されている製品であってもです。GT1のフェアウェイメタルのテストでは、一部のツアープレーヤーがその形状とシャローなフェース高に強い関心を示しましたが、もう少し強い球が打てたら完璧という意見が多く聞かれていました。我々はGT1フェアウェイメタルのロフトを立て、重心をさらに低くすることができればツアープレーヤーのニーズに応えられると考えました。そのフィードバックをトム・ベネット(タイトリスト・メタルR&D主席製品マネージャー)に伝え、評価の高いGT1の形状をキープしながら、ツアープレーヤーにとってより最適な低スピン性能を備えたGT1 3TOURを完成させたのです。実際、ツアーにGT1 3TOURを投入した途端、低スピン性能を求める多くのプレーヤーから高い支持を得ています」(J.J. ヴァンヴェゼンビーク)

チャンピオンは「3Mオープン」の直前にタイトリストの担当者と協力し、GT1 3TOURのセッティングを微調整、打点位置の改善に努めました。最終的にシャフトをグラファイトデザイン・ツアーAD DI-8 TXから、より軽量でやや柔らかめのグラファイトデザイン・ツアーAD DI-7 Xに変更。さらなるロングゲームの一貫性を手に入れたことでスコアリングを優位に進めツアー2勝目に到達したのです。

■チャンピオンを支えたボーケイウェッジとキャメロンパター

「3Mオープン」のチャンピオンは3本のボーケイ・デザイン SM10ウェッジ(52.12F、56.14F、WedgeWorks 60K*)を使用し、SG:Around the Greenで11位(+1.849)にランクインしました。

彼は長年ボーケイウェッジのロブウェッジを愛用(2023年のアーノルド・パーマー招待では、現在の60K*ウェッジに似た60.06KウェッジでPGAツアーのタイトルを獲得)。52°と56°のFグラインドウェッジは今オフにフィッティングを行い追加したセッティングになります。彼はグリーン周りのショットではほとんど60.06Kウェッジを使用しています。

PGAツアーで最も人気のあるロブウェッジの一つであるK*グラインドは、幅広でフラットなKグラインドとは異なり、プレウォーンリーディングを採用することで、インパクト時の許容性を高めています。また、ヒール、トゥ、トレーリングエッジにもグラインドを施すことでフェースを開いた際にリーディングエッジが浮いて見えることを抑えています。そうしたカスタムグラインドを追加しながら、Kグラインドの特徴であるバンカーからの脱出に優れたパフォーマンスをキープしているのがK*グラインドの特徴となります。

■カーボンスチールのフィーリングがツアー2勝目に貢献

グリーン上では、スコッティ・キャメロン STUDIO STYLE NEWPORT 2 ツアープロトタイプが大きな貢献を果たしています。チャンピオンはシーズン序盤こそNEWPORT 2 GSSパターをバッグに入れていましたが、「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」からサイトドットを使ったアライメントを試すため、現在のパターにスイッチしています。

彼が手にした新しいSTUDIO STYLE プロトタイプパターには、新しいカーボンスチール・フェースインサート(チェーンリンク)が搭載され、サイトドットによるアライメントの向上と新しいフェースインサートから生み出される抜群のフィーリング(打音・打感)が、彼のパッティングにさらなる自信を与えました。その結果が今大会の平均パット数(1.62)7位という安定したストロークに結びついています。

※使用率・使用ギアはダレル・サーベイ社調べ

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