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「ラウンド中に信じられるゴルフボールを」 ツアープレーヤーのボールテストに密着

タイトリストではゴルフボールに関連する様々なイベントやフィッティングプロセスを通じて、スコアアップを達成するためのゴルフボール選びをサポートしています。その取り組みはツアープレーヤーに対しても同様です。シーズン中はもちろん、オフにはツアー担当とボールフィッティングスペシャリストが各プレーヤーのテストに立ち会い、最適なパフォーマンスを発揮するゴルフボールの見直しを必ず図っています。

2025シーズンが開幕する直前にも多くのプレーヤーがボールフィッティングを行い、最新の使用クラブやスイングに合わせたゴルフボールを選び、万全の体制でシーズンインに臨んでいます。

今シーズンからタイトリスト ボールプレーヤーとなった桂川有人プロも、このオフに入念なボールフィッティングを受けたプレーヤーの一人です。ここではそのフィッティングの模様を動画でご覧いただくとともに、動画では紹介しきれていないツアーレベルのゴルフボールの裏側ついてご紹介したいと思います。

■50ヤードのアプローチ。寄るボール、寄らないボールがあった!?

タイトリストのゴルフボールフィッティングは「GREEN TO TEE」の理念に基づいて、50ヤード程度のウェッジゲームから、ミドルアイアン、ロングアイアン、ロングゲーム(ドライバーなど)の順で、プロV1、プロV1x、プロV1x レフトダッシュで打った時のフィーリングや打球結果、初速、打ち出し、バックスピンなどの詳細打球データを比較していきます。桂川プロもまずは50ヤードのアプローチから、各ボールのテストを始めました。

最初にプロV1からテストを始めます。一球目からピン付近にピタリと止めるナイスショットを繰り返す桂川プロですが、プロV1xにボールを変えた途端、その結果がもう一段向上したように見えました。打っているプロ自身もその違いにかなり驚いたようです。

「プロV1を打った時も悪くないなと思ったのですが、プロV1xを打った時の感触(打感・打音)がイメージ通りでさらに違和感なく打てている実感がありました。これまで使ってきたモデルに近い感覚なのかもしれません。プロV1は自分の感覚よりも打感がソフトで、高さも少し低めに出る感じがしました」(桂川プロ)

次に同じ50ヤードからプロV1x レフトダッシュを打った桂川プロ。「あ〜、コレいいですねぇ」とペタピンショットを連発します。そして、プロV1レフトダッシュを打った時には、「もしかしたら僕は硬めのフィーリングが好きなのかもしれないですね」とポツリ。これを受けてタイトリスト ゴルフボールフィッティングスペシャリストの向井伸吾は次のように解説します。

「ゴルフ、とくにアプローチがいかにフィーリングから来るイメージで成り立っているのか。そのことを桂川プロの打球結果が物語っていたように思います。プロV1でも十分に寄せられていましたが、プロV1x、プロV1x レフトダッシュを打った時の方が弾道の一貫性、結果の安定性ともに高く、プロ自身も気持ちよく打てているように感じました。ボールを打った時に、自分がイメージしていた音や感触、高さなどが一致するかどうかが非常に大切なのです」(向井)

■ゴルフボールフィッティングをすると、自分のことがわかる。

ジュニアの頃から昨シーズンまで、他メーカーのゴルフボールでプレーしてきた桂川プロですが、タイトリスト ボールプレーヤーとなり本格的なボールフィッティングを受けた結果、わかったことがあると言います。

「モデル別の特徴の説明も含めて、ここまでじっくりとゴルフボールのフィッティングをしていただいたのは正直初めてでした。これまではどちらかと言えばゴルフクラブのテストに多くの時間を割いていたような気がします。今回、ゴルフボールのフィッティングを通じて、自分のことを知れたのがとても良かったと思います。硬めのフィーリングが好きなんだなとか、フィーリングの違いでこんなに結果が違うんだなとか。この体験自体がとても楽しかったですし、満足感が半端ないですね」(桂川プロ)

フィッティングの最中、フィーリングの好みでいけば「プロV1x レフトダッシュもありかな」と何度か口にしていた桂川プロですが、最終的には向井の提案によってプロV1xに使用球が決定しました。

「プロV1xを第一候補としてご提案した理由が、弾道の安定性の高さにあります。桂川プロの場合、ローンチモニターで計測した結果を見ても、プロV1x レフトダッシュで打った時は少しバックスピンが少なすぎる傾向が見られました。プロV1xの方が適正スピンで均一性の高い打球が揃っているのです。フィーリングを重視してゴルフボールを選ぶことは非常に大切ですが、それだけでなく定期的に打球データを取り、一貫性のある最適弾道が得られているかをチェックしておくことが重要です」(向井)

これについて桂川プロの次のように話しています。
「フィーリングが合っていなければ、無意識に強く叩いたりしてしまいますし、スピンが足りなければ自分で入れようとしてしまうかもしれません。結局、イメージと結果が合わなければ気持ちよくないからです。そういうアジャストの必要があるボールを選んでしまうから結果もバラついてしまうのかな、と向井さんの話を聞いていて思いました。アジャストの必要なく自信を持って使えるボールを選んでおくこと。それがラウンド中の自信に繋がるのだということがよくわかりました」(桂川プロ)

たとえゴルフボールの性能差で生まれるスコアの差が0.5打であっても、その差が積み重なることで優勝に届かないケースもある、と桂川プロ。だからこそ、より一貫性があり、信じられるゴルフボールであることが何よりも大切、そのためにタイトリストのゴルフボールフィッティングはあるのです。

桂川有人プロのゴルフボールフィッティングの様子はこちらをご覧ください。

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