GTメタルの“新しい飛び”が生み出した「GT280」という提案

「GT280はゴルファーの声から生まれた全く新しいクラブです。ドライバーと3番ウッドの間を埋めるクラブを求める声がこれまで以上に多く寄せられていました。ティショット専用として使うプレーヤーもいれば、フェアウェイからのショットでの使用を想定するプレーヤーもいます。GT280は、そのどちらの状況においても卓越したパフォーマンスを発揮するよう設計されており、弊社のメタルウッドラインアップにおいて非常に価値ある1本となるでしょう」
タイトリスト ゴルフクラブ マーケティング責任者を務めるジョシュ・タルギは、GTメタルファミリーに新たに加わった『GT280』についてこのように説明しています。
現在、ゴルフ市場ではミニドライバーが多くのブランドから発売され、大きな話題となっていますが、タイトリストのミニドライバー『GT280』は、一般的なミニドライバーとは全く異なるニーズによって開発がスタートしています。
「GT280の開発プロセスは、J.J(タイトリスト クラブプロモーション担当シニアディレクターのJ.J. ヴァンヴェゼンビーク)からのリクエストを受けたことから始まりました。昨年、最初のミニドライバーのプロトタイプを発表した際、ツアープレーヤーからアマチュアまで幅広いゴルファーのニーズに応える性能を備えていることがすぐに分かりました。GT280がプレーヤーのバッグに常に入るクラブとなり、最もロフトの立ったフェアウェイウッドに取って代わるのか、それとも状況に応じて選択される“15本目のクラブ”のような存在になるのか。どちらにせよ、GT280のような信頼できる飛距離性能をもったクラブへの関心は非常に高まっています」(トム・ベネット/タイトリスト メタルウッド 製品開発担当プロダクトマネージャー)
タイトリストはPGA ツアーで6シーズン連続して使用率No. 1ドライバーとしてその地位をキープしており、GTメタルが投入された昨シーズン以降は、国内男子、女子ツアーも含めてすべてのツアーにおいてそのシェアを拡大させています。これはシームレス・サーモフォーム・クラウンに代表されるGTメタルの革新的なプラットフォームがもたらす「新しい飛び」、つまりプレーヤーの想像を超えるディスタンスパフォーマンスが契約外プレーヤーにも大きく評価されていることの証しです。
そしてGTメタルの登場によるドライバーのディスタンスパフォーマンス(飛距離・安定性・正確性)の向上によって、ツアーではドライバーとフェアウェイメタルとのギャップを埋める役割の新しい「番手」の登場が望まれるようになったのです。

「実際、ツアープレーヤーの中には、GT280をティショット専用の2本目のドライバーとして求める選手もいれば、フェアウェイからのショット性能を重視する選手もいます。だからこそGT280の設計目標は多岐にわたり、ティショットで驚異的な飛距離とスピードを発揮すること、フェアウェイからのショットでも優れたパフォーマンスを提供すること、さらにフィッティングのための調整機能を備えること。これらすべてを実現する必要があったのです。我々はGTドライバー・フェアウェイメタルのプラットフォームを活かしすべての目標をクリア。さらにSureFitウェイトによって2つの重心設定に調整することも可能にしたのです」(ベネット)
タイトリストでは上記の理由から、カタログ上もドライバー、フェアウェイメタルそれぞれのカテゴリーで『GT280』を紹介しています。強調してお伝えしたいのは『GT280』は卓越したGTドライバーの飛距離性能を活かしながら、最適なゴルフクラブセッティングを構築するために開発された、全く新しい「番手」であるということ。一般的なミニドライバーにイメージされる「ドライバーを苦手とするゴルファーのためのリプレイスクラブ」ではないということです。
基本にあるのはGTドライバーの最高レベルのディスタンスパフォーマンスであり、『GT280』はその次なるディスタンスエリアを正確に狙うための武器。ドライバーを置き換えるだけでなく、ドライバーは入れたままフェアウェイメタルとして加えるなど新たな選択肢とすることで、ロングゲームをさらに有利に進めスコアアップの土台となっていくのです。