ツアープレーヤーが証言「ローバウンス Kグラインドはショートゲームをやさしくしてくれる」

いよいよ2025年の国内女子ツアーも開幕し、新しいゴルフシーズンが本格的にスタートしていきます。タイトリストではシーズンインに先立ちブランドアンバサダーとして契約しているツアープレーヤーのフィッティングキャンプを宮崎で実施。選手とのコミュニケーションの中で浮き彫りになってきたタイトリスト ゴルフボール&ゴルフクラブの魅力をこのコラムではご紹介していきます。本日のトピックスはツアーで人気のウェッジのグラインドオプションについてです。
【難しいライほど頼りになる!SM10 ローバウンス Kグラインド】
ボーケイ・デザイン SM10ウェッジに、この春から新しいグラインドオプション「ローバウンス K」が加わります。このモデルは元々ツアー専用のグラインドとして誕生し、一般にはWedge Worksモデルとしてごく限られたチャンネルからフィッティングを前提とした選択肢として展開されてきたモデルになります。しかし、PGAツアーを始め世界のツアーの中でこの「ローバウンス K」をセッティングに加えるプレーヤーも多く、すでに定番グラインドとなっていることから、今回ストックモデルとしての市場展開が決定したのです。
日本ツアーを担当する、ボーケイ・デザインウェッジ ツアー担当の岩国誠之は、「ローバウンス K」ウェッジについて次のように話しています。
「元々はオーストラリアやスコットランドなど硬いライ・コンディションに対応するために生み出されたWedge WorksモデルがAグラインドやローバウンス Kグラインドになります。普段違うグラインドを選んでいる選手でも、全英オープンの出場時だけバウンス効果が少なめで硬い地面でボールを拾いやすいローバウンス Kグラインドを選択する場合があります。このグラインドには基本的には硬めのグランドコンディションでありながら、バンカーは柔らかい砂でふかふか。そういう特殊な環境で力を発揮してくれる多様性があるのです」(岩国)
ローバウンスと聞くと、自分が使うには難しいのではないか?と考えるゴルファーも多いかもしれませんが、ローバウンス Kグラインドを選択するプレーヤーのコメントを聞けば、そのイメージがガラリと変わるはずです。

阿久津未来也プロ(60°ローバウンス K使用)
「Kグラインドはジュニアの頃から使っていますが、ローバウンス Kの60°に変えたのは2023年の2月からになります。このグラインドのいいところですが、まずは幅の広いソールで深いラフ、そしてバンカーでやさしいイメージで打てるのが大きいと思います。(バウンス表記は少なめでも幅広ソールのため)とにかく接地面が大きくヘッドが地面に深く入りにくく、ソールが滑ってくれるのです。フェースを大きく開かなくても、比較的簡単にボールを上げることもできます。一般ゴルファーの方にもぜひコースで試してみて欲しいグラインドです」

鈴木 晃祐 プロ(58°ローバウンス K使用)
「ローバウンス Kにしたことでフェースにしっかりとボールが乗るようになり、高さも出るし、遠いバンカーからでもしっかりと距離とスピンをコントロールできる点が気に入っています。もちろん、アマチュアの方の力強い味方になってくれるグラインドだと思います」

前田 光史朗 プロ(58°ローバウンス K使用)
「Kグラインドは大学1年の頃からなのでもう6~7年は使っています。いいところはソール幅が広いのでバンカーショットでやさしく使えるのと、簡単に高いボールが打てることですね。夏場の深いラフでもフェースを開きやすくしっかりとコントロールすることが可能です。ボールを上げたい人、バンカーが苦手な人に試していただきたいグラインドですね」
いかがでしょうか?ツアープレーヤーに人気のグラインドと聞くと難しそうなイメージを持ってしまいがちですが、実際にはプロほどウェッジを正しく選択することで、シンプルにやさしく、難しいライ・コンディションからのショットを成功させていることがお分かりいただけたと思います。
ボーケイ・デザインウェッジはPGAツアーで約50%の圧倒的な使用率を獲得し、国内ツアーでも40%を超える大きな信頼を獲得しています。また、開幕したばかりの国内女子ツアーでも、多くのトッププレーヤーたちがボーケイ・デザインSM10ウェッジを複数本セッティングし、2025シーズンのスタートを切っています。
ウェッジゲームでのヘッドスピード領域は、ツアープレーヤーでもアマチュアでも、ジュニアでもレディースでも大きく変わることはありません。つまり、誰もがトッププレーヤーと同じことができる可能性がある、ということになります。プロも、いえプロだからこそ、ボーケイ・デザインウェッジの豊富なオプションの中からプレースタイルと使用環境に合わせた最適なセッティングを選び、ベストスコアを目指しています。
皆さんもぜひ、ボーケイ・デザインウェッジのフィッティングプログラムにアクセスし、新しいシーズンを最良のセッティングでスタートしてみてはいかがでしょうか。