NEW 2025 プロV1とGT3メタルの精度がハイスミスのツアー初優勝に大きく貢献!

PGAツアー「コグニザントクラシックinパームビーチ」において、タイトリスト ブランドアンバサダーでNEW 2025 プロV1を使用するジョー・ハイスミスが、大混戦の最終ラウンドでボギーなしの「64」で周り、後続に2打差をつけて念願のツアー初優勝を果たしました。
ハイスミスは、NEW 2025 プロV1をGT3ドライバー、GT3フェアウェイメタル、Tシリーズ アイアン、ボーケイ・デザイン SM10ウェッジ、スコッティ・キャメロンパターを使用して完全にコントロール。とくに決勝の36ホールでは13バーディ、1イーグルを獲得し、ボギーはたった1つという完璧なラウンドを展開。2日連続で「64」をマークして快勝しました。決勝ラウンドではStrokes Gained:Tee to greenで+4.936ストローク、Puttingで+6.476ストロークとフィールドを圧倒しています。
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What’s in the bag?|ジョー・ハイスミス
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- Ball:NEW 2025 プロV1
- Driver:GT3(8.0°/LH)| HZRDUS Smoke Black RDX 60g 6.5
- Fairway Metal:GT3(15.0°/LH)| HZRDUS Smoke Yellow 70 6.5TX
- Utility Iron:T200(#2)| HZRDUS Smoke Black RDX 80HY 6.5
- Irons:T100(#4-#9)| Project X LS 6.5
- Wedges:ボーケイ・デザイン SM10(46.10F、50.12F、54.14F、58.04T )| True Temper AMT Tour White S400 (46°50°54°), S300 (58°)
- Putter:スコッティ・キャメロン 009M tour prototype
■ジョー・ハイスミスがNEW 2025 プロV1にスイッチした理由

ジョー・ハイスミスにPGAツアー初勝利をもたらしたのは、2024年のラストゲーム「RSM クラシック」から使用を開始したNEW 2025 プロV1の進化したトータルパフォーマンスでした。彼は使用開始から7試合目で初優勝を獲得したのです。
NEW プロV1とプロV1xはどちらも、NEW ハイスピード・ハイグラディエント・コアを搭載し、ロングゲームではスピン量を抑え、ボールスピードを向上。ショートゲームではさらにバックスピンがかかるように設計されています。イメージした通りのドローボールを好むジョー・ハイスミスは、従来のプロV1と比較してNEW 2025 プロV1はややアイアンでのスピンが増えたと感じています。これによってさらに精密な弾道コントロールが可能となり、その結果がツアー初優勝に向けた最後の36ホールの快進撃だったのです。
最終日「ベアトラップ」と呼ばれるウォーターハザードに守られた難関ホール(15番、16番、17番)で、15番パー3、16番パー4ではそれぞれピンから35フィート以内につけてパーセーブ、175ヤードのパー3(17番)では、ティショットを20フィートにつけてバーディを奪って後続を引き離しました。
タイトリストは今大会で107名の使用者を獲得し、74%という非常に高い使用率でNo.1ボールに輝きました。これは2位メーカーの使用率9%を8倍以上上回る圧倒的な信頼です。

■ツアー初優勝を実現させたキャメロンパターの一貫性
ジョー・ハイスミスのキャディバッグに最近加わったのが、スコッティ・キャメロン 009M ツアー プロトタイプパターでした。彼はこのパターを使用して、決勝ラウンドだけで+6.476ストロークもフィールドをリードすることに成功しています。ハイスミスはこの新しいパターでプレーした3試合目でツアー初優勝を果たしたのです。
彼は1月の「ファーマーズ インシュランス オープン」の直前にカリフォルニア州にあるスコッティ・キャメロン パター スタジオを訪れ、このパターに巡り合っています。彼はジュニアの頃からニューポートスタイルの009を使用してきましたが、新しいフィーリングと構えやすさを求めていたのです。
ハイスミスはスコッティ・キャメロンのフィッティング&ツアー担当ディレクターであるポール・ヴィザンコとフィッティングセッションを行ない、完璧な重量バランスを備え、彼の感覚に完全にフィットするようにハンドグラインドされたニューパターを入手することができたのです。
「このパターはこれまで使ってきたパターと基本的には同じですが、塗装がかっこよくて、仕上げが少し違っています。何がそんなに良いのかはっきりとは分からないですが、他のパターよりずっといい感じ。私は同じ形のパターを4つくらい持っていますが、全て仕上げやヘッド素材などが違うのです。今週末は信じられないくらい多くのパットが入りました。間違いなくこのパターはエースとして定着すると思います」
■GT3ドライバーも初優勝に大きく貢献!
ハイスミスの勝利の鍵となったもう1つのクラブは、GT3ドライバーでした。彼はティショットで+2.895ストロークを獲得し、部門別11位で一週間を過ごしました。とくに決勝ラウンドでは28回のドライバー使用機会のうち21回(75%)でフェアウェイキープを達成。しかも、2ラウンドの平均飛距離は315ヤードを超えていました。今大会において最も多くのプレーヤー(52名)に信頼されたドライバーがタイトリストであり、ハイスミスはGT3フェアウェイメタルも使用していました。
■許容性と汎用性のベストバランス!ハイスミスのウェッジセット
ハイスミスは、46.10F、50.12F、54.14F、58.04Tの4本のSM10ウェッジで優勝を果たしています。ボーケイウェッジのツアー担当であるアーロン・ディルは、ハイスミスのセットアップはツアープレーヤーの中では非常に一般的であるといいます。ローロフトモデルではハイバウンス、ロブウェッジではローバウンスにすることで様々なコンディションに幅広く対応できるというのです。
「ジョーのセットアップは、必要なバウンスと汎用性のバランスが非常に優れています。彼の最初の3本のウェッジ(46.10F、50.12F、54.14F)は、フェアウェイ、ロングバンカーショット、そしてより柔らかい砂質のコンディションで優れたパフォーマンスを発揮する許容性の高いウェッジです。58.04Tは汎用性に秀でています。彼はローバウンスタイプのロブウェッジの見た目が気に入っており、自信を持って使用しています」
リディア・コーの23勝目にNEW 2025 プロV1のトータルパフォーマンスが大きく貢献!

LPGAツアー「HSBC女子世界選手権」でもNEW 2025 プロV1がツアー優勝に大きな貢献を果たしています。タイトリスト ボールプレーヤーのリディア・コーは、NEW 2025 プロV1にスイッチしてからわずか2試合目で優勝し、殿堂入りしている輝かしい経歴に新たな記録を加えています。
最終ラウンドを1打差の首位でスタートしたコーは、3アンダー「69」でまとめ通算13アンダーでフィニッシュ。後続に4打差をつける圧勝でLPGAツアー通算23回目の栄冠を手にしました。
「私が昨年を素晴らしいシーズンを過ごしたのは周知の事実です。今年がさらに良い年になるなどと誰が断言できるでしょうか。これから長いシーズンが待っていますが、春のアジアスイングで優勝するのは今回が初めてです。今シーズンが本当に楽しみになってきました」
シンガポールでの1週間、コーは19バーディ(1位タイ)を記録し、4ラウンド中3ラウンドで60台を記録した唯一のプレーヤーとなりました。
■リディア・コーが2025 プロV1にスイッチした理由
リディア・コーは、2025年の2戦目となった「ファウンダーズカップ」でNEW 2025 プロV1にスイッチしています。その週の初めにタイトリスト ゴルフボールR&Dのジェフ・ベイヤーズとフィッティングセッションを行なったのです。
「リディアは現行モデルのプロV1xよりも少しだけスピンが少ないものを探していました。ファウンダーズカップの練習場で私たちは2025 プロV1を試しました。これがまさに彼女が求めていた弾道を提供してくれたのです。2025 プロV1は、アイアンのフルショットでのスピンを約200~300回転/分抑えることに成功し、それでいてグリーンへの高さとコントロール性能は十分にありました。2025 プロV1の少なめのスピンは風の中のプレーで大きな違いを生むのです」
コーは月曜日の午後、2025 プロV1で9ホールをプレーし、この新モデルが現行モデルの持つすべての条件を満たし、なおかつプロV1xよりもわずかにスピンが少なく、風の中でも抜群の安定性を示すことを確認しました。そしてコーはそのまま本戦に出場し、数週間後、23回目のLPGAタイトルを獲得したのです。

■チャンピオンを優勝に導いたボーケイ・デザインウェッジ
「HSBC女子世界選手権」のチャンピオンは、4本のボーケイ・デザイン SM10ウェッジ(WedgeWorks 44F、48.10F、54.10S、58.12D/@ 59)とスコッティ・キャメロン P5 GSSツアープロトタイプ(センターシャフト)を使用して優勝しています。チャンピオンは昨シーズンも同じパターと4本のSM10ウェッジを使用して「AIG女子オープン」で優勝しています。