フェアウェイに打ったのに難コンディション!?
梅雨ゴルフだからこそウェッジのサポートが必要です!

日本列島はいよいよ梅雨の季節を迎えます。今回のコラムでは雨のラウンドでもしっかりとスコアメイクしていくために、ウェッジの重要性について改めてご紹介していきたいと思います。ぜひ、愛用ウェッジをお手元に置きながら本コラムをご覧ください。
多くのゴルフクラブのフェース面(打球エリア)には、トゥヒールに長く伸びるスコアラインが刻まれています。これはいわばゴルフクラブの「排水溝」であり、インパクトでボールがフェースに接触した瞬間に水分や土、ちぎれた芝などをこの溝によって左右に排出する大切な機能を担っています。つまり、この溝があるからこそボールをクリーンな状態で「コンタクト」することができ、ドライな条件と変わらない「ボールフライト」で、最高レベルの「バックスピン」を得ることが可能となるのです。
タイトリスト マスタークラフトマンのボブ・ボーケイは次のように話します。
「よく46°などのピッチングウェッジで、アイアンセットのものを使うのか、ボーケイウェッジを使うのか、どちらが良いか?と聞かれます。もちろん、アイアンセットの流れやルックスを好むプレーヤーもいるでしょう。ただ、グリーン周りでスピンをコントロールし、狙った場所にボールを止めたいのであれば、私はボーケイの46°をおすすめします。なぜなら、ウェッジにはスピンコントロールのことを考えた、最先端の溝が採用されているからです。ロフトによって溝の深さや幅を変え、鋭利なエッジを備えることで、常にクリーンなボールコンタクトを可能にします。あなたがPWを手に、カップ際にボールを止めたいと願うプレーヤーなら、信頼できるウェッジを選ぶ価値は大いにあるはずです」(ボブ・ボーケイ)
ただし、SM11のように最新のスコアラインを採用しているウェッジでも、打つ前に水分や土が溝の内部に詰まっていればその排水効果を十分に発揮することができません。とくに梅雨の時期はより多くの水分が地面、そしてボールに付着しています。この状況の中で安定したスピンコントロールをするためには、まずアドレスに入る前にウェッジのフェースを乾いたタオルなどでしっかりと拭いておくことをオススメします。
【愛用ウェッジのフェース面を指でなぞってみてください】
次に愛用ウェッジのチェックをしてみましょう。指の腹でフェースの表面を上下になぞってみた時にひっかかりを強く感じるようであれば、まだ愛用ウェッジの溝はしっかりと機能を発揮できる状態であるといえます。ラウンドを重ねていくと、同じようにフェース面をなぞってもひっかかりを感じにくくなってきます。フェース表面の摩擦力が低下すると乾いた良いライ・コンディションであっても、打ち出し角度が高くなり、スピンの効きが弱く感じられるようになりますので、早めのチェックと買い替えをおすすめします。

【溝の幅が狭くなっていませんか?】
愛用ウェッジの打球面を見た時に、溝の幅が部分的に狭くなっている箇所はないでしょうか? これはバンカーなどの過酷なライ・コンディションで使用した結果、フェースが削られ、溝が浅くなってしまったことの証しです。打球エリアの排水溝が狭く(浅く)なってしまっては、適切な「ボールコンタクト」が出来なくなってしまいますので、この場合はすぐに交換をおすすめします。
【ウェッジ溝の摩耗をチェックすべきラウンド数は?】
ウェッジの溝を摩耗させてしまうライ・コンディションは様々ですが、ボーケイ・デザインウェッジの開発チームは、すべてのゴルファーが「75ラウンドを目安」に弾道と溝のチェックすることを推奨しています。
PGAツアーで1プレーヤーが1シーズンに消費するウェッジの本数は、4-3-2-1が基本だと言われています。これは一年間にロブウェッジ4本、サンドウェッジ3本、ギャップウェッジ2本、ピッチングウェッジ1本を消費するという意味です。もちろんバンカーで使用するロフトモデルは頻繁に交換しますし、常に最高レベルのアプローチスピンが必要な、アプローチメインで使用するロフトモデルも交換の頻度が高くなります。水分が気になる梅雨、芝生の勢いが強くボールとフェースの間に介在物が挟まりやすい夏。卓越したウェッジのスピン性能が最も必要になる今だからこそ、改めてマイウェッジのフェース状況と弾道変化をチェックしてみてはいかがでしょうか?
▪️フェアウェイだから良いコンディションとは限りません
朝露に濡れたスタート後の数ホール。突然降り出したスコールのような雨。一日中降り続くシトシト雨……。梅雨から盛夏のゴルフでは、たとえフェアウェイやグリーンエッジ付近にしっかりとボールを運んでも、ウェットなコンディションからアプローチを成功させなければならない場面が増えてきます。そんな不確実性の高いコンディションにしっかりと対応するために必要なのが、バランスのとれたウェッジのバウンスコンビネーションなのです。
「国内ツアーでも試合会場のバンカーやフェアウェイの硬さによってローバウンスとハイバウンスを使い分けるプレーヤーが増えています。SM11は重心設計を工夫することでグラインドが変わっても同じロフトならば打ち出し角度が変化しにくい設計となっています。これもツアープレーヤーたちがコースコンディションに合わせてローとハイのグラインドを使い分けることが増えたからなのです。つまり、ツアープレーヤーはグラインド(バウンス)の重要性を理解し、活かすことで自分のスタイルを変えることなくアプローチを成功させているのです」(ボーケイ・デザインウェッジ 国内ツアー担当/岩国誠之)

空気が乾燥し地面が硬くなりがちだった冬〜春に比べ、水分を多く含み柔らかくなった梅雨〜夏のライ・コンディションでこそ、ウェッジバウンスのサポートが大きな役割を果たします。ぜひ、この機会にウェッジの溝チェックやグラインド選びも合わせて、ボーケイ・デザインウェッジのフィッティングプログラムにご参加ください。
